2015年6月7日日曜日

人口知能(AI)による仕事の変化

総務省の研究会で、「インテリジェント化が加速するICTの未来像に関する調査」があり、第1回目の報告資料で、人工知能の現在と未来(東大 松尾豊)の中にある「仕事の変化の予想」が面白いです。


短期(5年以内)
  • 各分野でのビッグデータ、AI化が少しずつ進む。
  • 特定の分野(法律、医療、会計・税務)で比較的急に進む。
中期(5年〜15年)
  • 「監視系業務」はほとんどいらなくなる。監視員、警備員。
  • 店舗の店員や飲食店の従業員、工場の作業員でも「監視系業務」はいらなくなる。→「なにかおかしいことに気づく」のは、表現学習を備えたAIのお得意なところ。
  • 商品の数を数える、売上をまとめてエクセルを作るなどのルーティーンも人工知能に。
  • 顧客の例外対応や、クリエイティブな分野、あるいはデータ分析・予測に基づく判断は人間の仕事。
長期(15年以上)
  • 2極化する。ますますAIでできる分野が広がる。
  • 経営や一部の「大域的判断を必要とする仕事」は人間。
  • 営業、店員、マッサージ師などの、「対人間」の高級なインタフェースは人間に。

こういった予想をみると、今自分がしている仕事は大丈夫なのか?仕事への取り組み方も、変えていかないといけないですね。

将来、自分の仕事が自動化(AI)されて、お払い箱にならないように、、、