スタジオジブリ代表取締役である鈴木敏夫氏の著書「ジブリの仲間たち」、とても興味深く読むことができました。
ジブリの仲間たち
ヒットとは何か。映画とは何か。ジブリの作品は観客の心に何を残し、社会にどんな影響を与えたのか。鈴木氏のやってきた仕事にはどんな意味があったのか。などを、知ることできます。
その中で、前々から不思議に思っていた「なぜ?ジブリ美術館の前売券の販売はローソンなのか?」、その理由を知ることができました。
ジブリ美術館の入場チケット(ローソン)
※日時指定の完全予約制
『コンビニの媒体としての力を知った僕は、ローソンと正式に契約。全国7,700(当時)の店舗位で、・・・「千と千尋」の大宣伝をしてもらうことにしました。・・・ローソンの店頭で前売り券の販売をしたところ、総数100万枚のうち、32万枚を売り上げてしまったのです。・・・ジブリ美術館のチケット販売をローソンにお願いしている背景には、そのときの経験があるのです。』
ジブリにおいて、鈴木氏のプロデュース力が、絶大なことも知ることできます。