ルールを変える思考法
その中で、真のヒットは「説明できないもの」から生まれるといった章があり、
- 独自性を保つ上では、明快で他社が追随しやすい差別化を行うよりも、何が差別化なのか、ちょっと考えただけでは理解できないものであり続けることが大切。
- 自分で理解できるものは、他人も理解できる可能性が高い。自分でも分からないものであれば、他人も分かりようがない。
- 理解できそうで理解できないぎりぎりの境界線上に答えがある。
自分も大学院で研究していた時に、よく担当教官以外の先生から「研究内容が分からない」「言っている意味が分からない」など、散々言われましたが、
担当教官からは「研究とは他人が分かったら意味がない」と励まされ、なんか通じるものがあるかもと共感してしまいました。
本の中でも書いてあることでもありますが、本当にメチャクチャで他人も自分も理解できない考えは、当然、研究でもビジネスでもNGですけどね。