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2021年8月16日月曜日

ノンフィクション「最後の秘境 東京藝大」を読んでみた

今年の夏も昨年同様に自宅待機で、ただただ時間が過ぎていく日々でした。

何もしないのも何ですので、読書で日々を過ごすことに。

ということで、前々から読んでみたいと思っていて、文庫本になった「最後の秘境 東京藝大 ~天才たちのカオスな日常~」を読んでみました。

最後の秘境 東京藝大


音校(音楽学部)と美校(美術学部)、それぞれについて記載されており、天才でカオスな人々の話がでてきます。

デビュー前のKing Gunの井口理さんも登場します。

King Gunの井口理さんも登場!

King Gunの井口理さんも登場!
↑MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店

ところで、自分は芸術的センスはないですが、ビジネスにおいても芸術的なセンスはとても重要だと思います。

やっぱり美しいは人を惹きつけますしね。

ちなみに、著者である二宮敦人さんの奥様は、藝大生だったとのことです。

2021年5月29日土曜日

栗城史多のエベレスト劇場「デス・ゾーン」

2020年 第18回 開高健ノンフィクション賞を受賞した「デス・ゾーン」を読んでみました。

そもそも、栗城史多といった人物に興味があって、本屋でこの本が平積みされていたので、すぐに手に取りパラパラとめくって即購入。

デス・ゾーン


読後の感想は、、、正直、スッキリした感じではなく、本人が亡くなっているからこそ、複雑な気持ちにさせられます。

なぜ栗城史多に興味を持ったのか?自問自答してみると、、、

登山家といった人達に尊敬の念を抱いており、メディアによく取り上げられていたからかもしないです。


ただし、好意的な興味ということではなく、一歩間違えれば死といった極限の状況下で、俗世的ではない突拍子もない彼らの生き方・考え方が知りたいのかも。

自分なりに栗城史多という人物をまとめると、登山を舞台にちょっと早咲きのYouTuberだったのかも、そして、今も生きていたらYouTuberとして稼いでいたかもしれないです。

2014年5月22日木曜日

戦争広告代理店



面白かった!!

ボスニア紛争を舞台に、ボスニアとセルビアが世界に向けて、PR合戦を繰り広げる

そのPRを裏で操るのが、戦争広告代理人

いかに自分達が悲惨な状況で相手が残虐かをアピールしていく

その舞台裏を詳細に記載した渾身のノンフィクション

講談社ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をW受賞しだけあり、読み応えある文庫本です。


仕事をしていくにも、世の中を渡っていくにも、いかにアピールするかは重要

しかし、その背景を色々な角度で検証しないと本質は見えてこないが、

大きな声、自分に都合の良いところを選別してしまうのが人間の性

そんなこんなをちょっと考えさせられてしまいました。


個人的にはアピール上手になりたいものです。。。

2014年5月21日水曜日

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を読んでみて

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」、吉祥寺の書店で目に付き、衝動買いしてしまった文庫本です。

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(文庫本)



上下巻で1,000ページ以上ありますが、内容は充実して格闘技ファンならずとも楽しめます。

格闘技は好きで知識も多少あるのかなと思っていましたが、この本を読むまで「木村政彦」については知らず、、、情けない。。。

木村政彦vs.エリオ・グレイシー



それにしても、「木村の前に木村なく、木村のあとに木村なし」と言われているほどの人物で、日本人にこんな人物がいたのかぁ~と感心させられました。

また、日本人だからこそこんな人物がいたのかぁ~と考えさせられ、戦前の柔術・柔道は本当の格闘技で凄かったんだなと、日本人として勇気が沸いてきます。

日本格闘技の近代史を知ることができ、オススメの書籍です!!

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