三鷹市には上連雀と下連雀といった地名があります。
連雀といった響きが珍しく調べてみると。
もともとは、千代田区の神田連雀町(現在は神田須田町)から由来しています。
神田連雀町
では、なぜ神田連雀町から由来しているかというと、、、
1657年に「明暦の大火」があり、その大火後に神田連雀町は延焼防止の火除地として土地を召し上げられ、筋違橋の南方へ移転させられました。
その際、連尺を商う25世帯は、遠く武蔵野に代地を与えられ、それが現在の三鷹市上連雀・下連雀になったとのことです。
連尺
連雀町については、連尺(物を背負う道ときに用いる荷縄)、またはそれを取り付けた背負い子をつくる職人が多く住んでいたことから、「連尺町」の名前が付けられました。
やがて連尺⇒連雀の字があてられ、「連雀町」になったそうです。
ちなみに、吉祥寺の東急百貨店に入っている「神田まつや」の本店は、神田須田町にあります。
神田まつや本店
なんか一気に親近感が湧いてきて、蕎麦が食べたくなってきました。