2016年5月6日金曜日

NAB2016 HDR(High Dynamic Range)関連

昨年から引き続き、今年もHDR対応の機器が充実していました。

特に、HLG(Hybrid Log-Gamma)方式対応の機器が増えており、放送(ライブ)ではHLG方式といった形が定着しそうです。

今回のNAB2016で注目を集めたのが、SDRとHDRを比較するリファレンスモニターでした。

CanonSONYが、それぞれを比較できるリファレンスモニターを展示していましたが、SONYの1画面で4Screen表示して比較できる有機ELのリファレンスモニターには、多くの来場者が詰めかけて注目を集めていました。

Canon(DP-V2410/3010)



SONY(55吋有機ELピクモニ)


↑EOTF、色域、SDR/HDR、フレームレートを、Screen毎に個別設定することが可能

また、ATOMOSではHDR対応で、2K画素数、4K入力可能、コンパクトなモニターを展示していました。こちらも評判が良く、現場での活躍が期待される機器となりそうです。

ATOMOS(NINJA FLAME)



ちなみに、SONYの55吋有機ELピクモニの販売価格は、現時点では未定とのことです。