2015年6月15日月曜日

幕張メッセ近くにあるテレビショッピング「QVCジャパン」

海浜幕張駅近くにあるQVC

はじめは何の会社かなと思いましたが、テレビショッピングの会社です。

QVCジャパン



QVCは1986年にアメリカで創業した外資で、2001年にQVCジャパンとして日本に開局しました。

ちなみに、QVCとは、

  • Quality(品質)
  • Value(価値)
  • Convenience(利便性)

の頭文字をとっています。

QVCのテレビショッピング

QVCのテレビショッピング

セレビスタ?の前田典子さんが出演していました。キレイな方ですね。

セレビスタの前田典子さん

セレビスタの前田典子さん

ちなみに、セレビスタとは、“Celebrity”と“BeautyStyle”を合わせた造語で、あのアン ミカさんもその一人です。

2015年6月14日日曜日

MozillaブースでFirefox OS搭載のスマホとテレビが展示

INTEROP TOKYO 2015では、Mozillaも出店しており、Firefox OS関係のデバイスが多数出展されていました。

Mozilla Bus


↑昨年から引き続き展示

まずは、Firefox OSを搭載したスマホ「Fx0 LGL25」、LG社製でスケルトンなのがカッコイイですね。

Firefox OS搭載スマホ「Fx0 LGL25」



ブラウザ上でアプリを動作させているとのことで、見た目はiOSやAndroid OSと変わらないというか、分からないです。

そして、Firefox OSを搭載したテレビ「CX700」、Pnasonic社製でベゼルが薄くスタイリッシュになり、4Kにも対応しています。

Firefox OS搭載テレビ「CX700」



ラインナップは、CX700に加えCX800N/CX800シリーズです。

ちなみに、ブース一角では、Firefox OSを搭載した録再機(Panasonic)とスマホ(Fx0 LGL25)やデバイス(降雨センサー)で、放送通信連携サービスのデモを行っており、洗濯機の洗い終わりをテレビ画面でL字表示して、通知していました。

放送通信連携サービスのデモ



簡単にプログラミングできるとのことで、説明員に聞いたら2日間で制作したとのこと。私には無理ですが、、、面白そうです。

昨今、スマホやテレビには、メーカー独自のOSでないものが搭載されるようになり、Android OS、Firefox OSなどが主流となりつつありますが、どのOSがデファクトとなるのか?この先が楽しみです。

ただ、3OSとも互換性がないのは困りもので、各社それぞれの事情があるのは分かりますが、せめて互換性だけは考えて欲しいものです。

INTEROP TOKYO 2015で8Kデジタルサイネージ

6月10日~12日まで、幕張メッセで開催していたINTEROP TOKYO 2015に行ってきました。

INTEROP TOKYO 2015



会場Hall7で目立っていたのは、NHKが展示していた8Kサイネージシアター。巨大ディスプレイに背面から投射した8K映像や、縦型ディスプレイでの8K映像など、多くの来場者が足を停め、釘付けになっていました。

巨大な8Kデジタルサイネージ



巨大ディスプレイは、背面からの投射のためか輝度が低く、8K映像が暗くちょっと残念でしたが、縦型ディスプレイは、TOKYOガールズコレクションのウォーキング映像で、着ている服の情報を表示するなど、なかなか素晴らしいコンテンツでした。

8Kデジタルサイネージ



特に8K映像なので、実物のモデルがそこにいるような錯覚をうけました。デジタルサイネージのディスプレイは、8Kであるべきですね。

2015年6月13日土曜日

500円玉貯金



小さな貯金箱で500円玉を、年始から貯め始め、約半年経った今、約5万円ほど貯まっています。

もともと、クロスバイク欲しさに貯めており、もう少ししたら買えるかなと思っています。

なかなかこの歳になると、貯金箱で貯金といった発想は薄れてきますが、500円玉貯金は想像していた以上に効果があります。

  • 財布の500円玉を使わなくなる
  • 財布に500円玉があればスグ貯金
  • 貯金箱が徐々に重くなり成果を実感
  • 500円玉×20で1万円
  • 1日500円玉貯金で1年約18万円

など、これ以外にもあるかもしれませんが、長期で500円玉貯金していて、いつの間にか100万円以上貯まっていたなんて話しも聞きます。実際に、500円玉貯金箱なんて商品もありますしね。

意外に、短期で効果絶大な500円玉貯金、オススメです。

追記:NAVERまとめサイトにて、「500円玉貯金で100万円貯めるコツ」といったまとめ記事もあります。

「テレビの秘密」を読んでみて

人はなぜ、マツコ・デラックスを見てしまうのか?といった帯に惹かれ、著者の佐藤 知恵氏が、NHKボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局といった経歴もあり、購入して読んでみました。


テレビの秘密


ふ~んという感じで、特に、何かの参考になるとは思いませんが、そのような視点で番組や視聴率を見ると面白いのかも、と思ったしだいです。

文中では、TBS「からくりTV」の終了について、GEの元CEOだったジャック・ウェルチ氏の教訓を引き合いに出し、視聴率低下や終了の原因を言及していました。

シンプルに考えることは信じられないぐらい難しい。人はシンプルであることをとてつもなく恐れるもの。なぜなら、シンプルな発想を提示すれば、『この人は低能だ』と思われかねないから。実際はその逆。強固な意志を持つリーダーは最もシンプルに考える人達。

近年、テレビ離れの傾向は色濃くなっており、一昔前の三強一弱一番外地は、日本テレビ以外は逆転してしまい、今のフジテレビは、ひょうきん族世代として悲しい限りです。

2015年6月11日木曜日

大門駅近くのラーメン屋「麺や ポツリ」が閉店

たまたま大門駅を利用したので、近くに美味しいラーメン屋がないか散策。

食べログで3.52点と高評価のラーメン屋「麺や ポツリ」に行ってみることにしました。

麺や ポツリ



カウンターのみの小さいお店で、いわゆるベジポタ系のラーメンで、吉祥寺の「えん寺」と同系統です。

ベジタポ系のつけ麺



ちょっとスープが濃いかなといった感じですが、個人的には美味しくいただけました。

大門に行った際には、寄ってみてもいいかも。オススメです。


《追記(2017年1月9日)》

ブログを整頓するため、食べログのリンク先を見たら、、、なんと自分が行った約3ヶ月後の2015年9月30日(水)に閉店していました。

【閉店】麺や ポツリ



ランチ時には行列ができるなど、人気のあったラーメン屋だけあって、なんで閉店したのでしょうか。残念です。

2015年6月9日火曜日

CEATEC 2015



日本最大の家電展示会CEATECもベンチャー傾倒へ、との記事がアスキーにて紹介されています。

確かに2014年は、ベンチャーゾーンが大きく設置されていましたが、SONY撤退といった大企業の出展取り止めもあり、今ひとつの盛り上がりだったと思います。

時代の流れなのか?これからはベンチャーが大企業に成長し、CEATECを盛り上げていくのかもしれませんね。

さあ、明日はINTEROP 2015が、幕張メッセで開催されます。

どんな展示があるのか楽しみですね。

開催期間

2015年10月7日(水)~10月10日(土)

2015年6月7日日曜日

スティーブ・ジョブズ vs ビル・ゲイツ

NHK BS1のBS世界のドキュメンタリーにて、「スティーブ・ジョブズ vs ビル・ゲイツ」が、2015年6月9日(火)午前0時00分~に放送されます。
#再放送:2015年6月16日(火)午後5時00分~

スティーブ・ジョブズ vs ビル・ゲイツ

スティーブ・ジョブズ vs ビル・ゲイツ

これは、見ないといかんですね!!

スティーブ・ジョブズvsビル・ゲイツ二大カリスマCEOの仕事力-【電子書籍】

スティーブ・ジョブズvsビル・ゲイツ二大カリスマCEOの仕事力-【電子書籍】
価格:676円


こんな書籍もあります。

天空の城ラピュタのロボット兵

ジブリ美術館の屋上に鎮座して、周りを見守るロボット兵。

ロボット兵


↑壁紙(iPhone6サイズ)

ロボット兵は、ロボット兵であって、名前は無いんですね。

以下、ロボット兵の概要(ニコニコ大百科から)

ラピュタ帝国が所有する亜人型の自律型戦闘ロボット。劇中では「ロボットの兵隊」「ロボット」と呼ばれている。
外観は、丸みを帯びた三角形の頭、歪んだメガネの様な大小の目(目の様に見える部分はビーム砲であり、中心の赤く点滅する二つの点が恐らくセンサー)、長く蛇腹状の平たい腕と大きな手、同じく蛇腹状の脚、甲冑の様な胴体、等が印象的であり、胸にはラピュタ帝国の紋章がある。
全高3.5m。劇中では材質が何なのか解明されていないが、設定では形状記憶弾性セラミック製の躯体であるとされる。
主武装は頭部の大小のビーム砲(劇中描写では着弾に若干のタイムラグがあるため、恐らくレーザーでなく粒子ビームであると考えられる)。胸部には小型推進装置を搭載しており、両腕から突起している数本の骨組み部分から膜状のヒレを作り、翼の様に腕を広げることで飛行が可能。


人口知能(AI)による仕事の変化

総務省の研究会で、「インテリジェント化が加速するICTの未来像に関する調査」があり、第1回目の報告資料で、人工知能の現在と未来(東大 松尾豊)の中にある「仕事の変化の予想」が面白いです。


短期(5年以内)
  • 各分野でのビッグデータ、AI化が少しずつ進む。
  • 特定の分野(法律、医療、会計・税務)で比較的急に進む。
中期(5年〜15年)
  • 「監視系業務」はほとんどいらなくなる。監視員、警備員。
  • 店舗の店員や飲食店の従業員、工場の作業員でも「監視系業務」はいらなくなる。→「なにかおかしいことに気づく」のは、表現学習を備えたAIのお得意なところ。
  • 商品の数を数える、売上をまとめてエクセルを作るなどのルーティーンも人工知能に。
  • 顧客の例外対応や、クリエイティブな分野、あるいはデータ分析・予測に基づく判断は人間の仕事。
長期(15年以上)
  • 2極化する。ますますAIでできる分野が広がる。
  • 経営や一部の「大域的判断を必要とする仕事」は人間。
  • 営業、店員、マッサージ師などの、「対人間」の高級なインタフェースは人間に。

こういった予想をみると、今自分がしている仕事は大丈夫なのか?仕事への取り組み方も、変えていかないといけないですね。

将来、自分の仕事が自動化(AI)されて、お払い箱にならないように、、、

2015年6月6日土曜日

1本食べたら満足の「1本満足バー」

最近の夜食は、コレ「1本満足バー」です。

タルトとシリアルがあるみたいですが、個人的には断然シリアル派で、シリアルホワイトが好きです。

1本満足バー



一度口にしてみたら、きっと病み付きになるかも。

府中市郷土の森博物館の「あじさい」と「プラネタリウム」

2015年5月30日(土)~7月5日(日)まで、郷土の森あじさいまつりをやっている「府中市郷土の森博物館」に行ってきました。

あじさい その1



あじさい その2



あじさい その3



かなり以前に、梅を見るために郷土の森に行ったことはありますが、あじさいは初めてです。

まだ、時期的にピーク前のためか、これからが見頃となりそうです。

郷土の森博物館には、プラネタリウムが併設されており、観覧料は大人600円(観覧料400円+入場料200円)で、1時間の投影時間となっています。

プラネタリウム



ここのプラネタリウムは、星空だけでなく、30分ほどのアニメなども合わせて投影しており、「ちびまる子ちゃん 星にねがいを」「HAYABUSA2 RETURN TO THE UNIVERSE」「ポケットモンスター XY 宇宙の破片」など、それぞれ違った時間帯で、毎日投影されています。

初めて、プラネタリウムでアニメ(ポケットモンスター)を見ましたが、半球をスクリーンに映像を投影しているためか、3D並に迫力があります。また、椅子をリクライニングして見上げる姿勢で観るのも新鮮でした。

ちなみに、府中市郷土の森博物館の駐車場は無料でした。

帰りに大東京総合卸売センターに寄りましたが、隣のサントリー武蔵野ビール工場の工場見学に寄ってみるのも良いかもしれませんね。

2015年6月3日水曜日

グランドプリンスホテル新高輪で開催された「AWS Summit TOKYO 2015」に行ってきました

6月2~3日の2日間で開催されていたAWS Summitに行ってきました。

AWS Summit TOKYO 2015

AWS Summit TOKYO 2015

以前に開催されたIBM XCITEと同じ会場(グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール)でしたが、IBM XCITEの時よりも多くの来場者がいたかと思います。それだけ、多くの企業などがAWSに感心を持っているということでしょうか。

あまり時間がなく、、、以下のパネルディスカッションのみを聴講しましたが、パネリストの皆さんが全員女性だったのが少し驚きでした。しかも、皆さん、いわゆる情シス部門の方々で、AWSおよびクラウドについても精通しており、流石です。


AWSで組織は変わるのか!? ~先進ユーザーが体験した想定外の効果~

モデレーター
長谷川 秀樹(株式会社東急ハンズ 執行役員 オムニチャネル推進部長)

パネリスト
小椋 敦子(株式会社コーセー 情報統括部 部長)
山下 じゅん子(横河電機株式会社 経営管理本部 YGSP部)
多田 歩美(本田技研工業 IT本部 システム基盤部)

各社、それぞれAWSを利用しており、AWSの導入経緯、およびメリットなどをお話されており、自社のシステムと照らし合わせ、非常に参考になりました。

■株式会社コーセーのAWS採用に至った経緯
株式会社コーセーのAWS採用に至った経緯

  • 店頭支援システムの開発にあたり、iPad端末からサーバへの通信をセキュアに確立する。
  • 接続端末の増加やトラフィックに応じて構成・サイジングを変更できるスケーラビリティと柔軟性が必要。
検討中の苦労や解決方法
  • AWS導入に関しての苦労はなかった。世界最大のECサイトの基盤を支えるサービスであり、かつセキュアなオプションサービスが既に存在していた。
  • 導入後の苦労としては、サーバ付加の変動が大きく、常にオンデマンドで運用しているため、RI(リザーブドインスタンス)が利用できないというコストデメリット。
なぜAWSを選択したのか?
  • スケーラビリティと柔軟性が特に優れている。
  • ダウンしているインフラ(コールドスタンバイ)は、課金されないコストメリット。
  • 業務効率・スピードアップ。

■横河電機株式会社のAWS採用に至った経緯
横河電機株式会社のAWS採用に至った経緯

  • 海外からのアクセススピード不満
  • スペック変更できないオンプレへの不満
  • インフラ担当に依存している環境
  • 時間のかかる価格交渉など見積もりまでの時間
検討中の苦労や解決方法
  • オンプレ脳によるシステム設計(バックアップなど)→インフラ常識の変更
  • AWSに特化したSIerの存在に気づくまでの試行錯誤
  • 都市伝説と言われる問題点→ブティックSIとの改善情報の収集
  • WAF仕様問題→AWSサポートと連携して、単独VPC利用への仕様変更
  • パブリックだろうという社内不安→ガイドライン、比較表などの作成
なぜAWSを選択したのか?
  • グローバルデータセンター配置
  • コスト、スピード
  • テスト環境
  • ガートナーなどのクラウド業界のポジショニング(リーダーゾーン)
  • WEBだけに限らずAWSユーザ間の他社事例情報により、さらに他分野への適用推進
  • やり直しがきく

■本田技研工業のAWS採用に至った経緯
本田技研工業のAWS採用に至った経緯

  • 研究開発のプロジェクトにて大量のシミュレーション要求が発生。
  • 社内のシミュレーションシステムのリソースは潤沢にあるものの、社内では対応できないほどの利用変化の激しい使い方を、実現しなければいけなくなった。
検討中の苦労や解決方法
  • 過去に利用したことはあるが、リソース量が確保できないところ(AWS以外のサービス)を利用するか、まったく未知だが、リソース量を確保できるAWSを選択するかで悩み、比較表を作成。
  • 最終的には「新しいものにチャレンジして、失敗したら戻ればいい」というスタンスで利用を開始。
なぜAWSを選択したのか?
  • リードタイム、アジリティー、サービスという3点からAWSに決定。

また、後半に質問時間を設けており、オンプレからクラウドに移行するにあたって最大の抵抗勢力はなんだったのか?といった質問に対して、「SIer」「一部メンバー」といった回答もある一方で、「今までの経験による自身の既定概念」が、一番の抵抗勢力だったいうのが3人の共通見解でした。
今までのことから、ちょっと新しいことをやるのは、自身を変えるということでもあり、それなりに大変だということなんですね。
ちょっと意外だったのが、「上司は理解があった」ということは、3人とも共通でした。まぁ、会場には各社の上司が来られていると思うので、、、

最後に、クラウドを導入することで、ビジネスの展開が早くなると言われているが、これについては実体験も踏まえ、ウソではないことを強調していました。

2015年6月1日月曜日

独立時計師の菊野昌宏さん

NHKのBSプレミアムで、世界にたった1つ…自分の理想の時計を作る職人「独立時計師 菊野昌宏の挑戦」が、6/4(木)22:00~23:00に放送されます。

  • 日本人の若き独立時計師が、究極の時計作りに挑む
  • 江戸時代の天才職人が作った傑作時計を小さな腕時計で再現できるか?

菊野昌宏氏について初めて知りましたが、上の内容だけでも番組を見たくなってしまいます。また、以下の写真を見ると、時計といった機能を持つジュエリーですね。

究極の時計





時計好き、メカニック好き、ジュエリー好きな人には必見です。

以下は、番組内容です。

企業に属さず、自らの理想とする作品を作る孤高の職人・独立時計師。中でも日本の伝統文化をいかした極めて個性的な作品で注目されるのが菊野昌宏だ。その菊野が目標としている時計が、江戸時代の天才職人による傑作「万年時計」だ。千を超える部品からなる複雑精緻なカラクリ時計。菊野は、その万年時計を腕時計として現代によみがえらせることに挑んだ。徹底して手作業にこだわり、先人を超えようとする菊野の時計作りに密着する。

2015年5月31日日曜日

コンテンツの秘密~ぼくがジブリで考えたこと~

株式会社KADOKAWA・DWANGOの会長でもある川上量生氏が、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーに弟子入りして、日々考えていたテーマ「コンテンツとは何か?」についての書籍です。

そもそも、クリエイティブとはなにか?情報量とはなにか?スタジオジブリの経験を通して説明されています。

コンテンツの秘密~ぼくがジブリで考えたこと~


アニメ、CG、実写の比較から、どっちがクリエイティブなのか?情報量は多い方がよいのか?など、普段はあまり考えないことですが、言われてみると、どうなのだろ?と、考えさせられるテーマです。

本文の中で、以下のような定義がありますが、なかなか面白い考えだと思います。

クリエイティブとは

  • 客観的情報量:現実>コンテンツ
    (客観的情報量とは、アニメの線の数からコンピューターの画素数まで、客観的に測れる情報の量)
  • 主観的情報量:現実<コンテンツ
    (主観的情報量とは、人間の脳が認識している情報の量)

アニメは主観的情報量が多く、子供達が好むといったことからも、なんとなく理解できて納得させられます。

また、イケメン・美女の顔は難しいらしく、美しい顔は整った顔のことであり、特徴がない顔とのこと。実際にアニメなどで美しい顔・均整のとれた顔を描くのは難しいみたいです。

最後に、川上氏の考えとして、クリエイティブの本質は、オリジナリティーのパッチワークであり、オリジナリティーとは、以下のパターンで生まれるとのことです。

オリジナリティーとは

  • 脳のビジョンを再現する能力が技術的に不足しているため、偶然に、なにか違うものができてしまう
  • 意図的にでたらめな要素を入れてコンテンツを作る
  • パッチワーク的に、自分がつくっていない要素をパーツとして利用する結果、自分がつくっていない要素が原因で奇跡が生まれる
  • いままでの自分が知っているパターンを切り貼りして、新しい組み合わせのパターンをつくる

結果、オリジナリティーは、本質的にはすべて偶然であるか、もしくは既存のものの見え方を変形したもの。

また、コンテンツとは?といったことに対して、「双方向性のない遊びをメディアに焼き付けたもの」から、コンテンツに双方向性を付加できるPCやゲーム、WEBサービスの登場により、「遊びをメディアに焼き付けたもの」と定義しています。

詳細については、書籍を購入することをオススメします。

ちなみに、宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサー、そして高畑勲監督は、この書籍で改めて分かりましたが偉大ですね。