2014年6月13日金曜日

Interop2014



今年もInteropへ行ってきました。

生憎の雨ということもあり、今日はチョット来場者が少ないかな?

お目当てのIMCに行き、一通り視察して基調講演に参加してきました。



進化するWebとInternetの関係

中村修氏(慶應大学教授)
瀧田佐登子氏(Mozilla Japan 代表理事)
大津谷亮祐(NTTコミュニケーションズ)

上記スピーカー3人による鼎談で、
インターネット屋の中村氏 vs Web屋の瀧田氏と大津谷氏といった構図?

以下に、取り留めもなく各自の発言をメモしておきます。

  • Webに全てのモノがつながる。ウェブオブシングス(Web of Things)
  • ウェブオブシングスとIOT(Internet of Things)の違いは何か?
  • WebとInternetの垣根が無くなってきている。
  • Web=Internet、WebはInternetを可視化したもの。
  • ネットワーク(Internet)の価値を高めたのはWeb。
  • アプリを自分で制作している今の若い人達に、Internet(TCP/IP,HTTP)の話しをしてもポカーンとしている。
  • 今の若い人達にとってインフラとの境目はWebなのでは。
  • WebのアーキテクチャーがOSのようになってきている?Web=OSとの概念で問題ないか?WebはOS化している。
  • アプリでUDPを利用されると嵐のようなトラフィックが始まる。
  • Googleが、新しくUDPベースで動く多重化トランスポートプロトコルのQUIC(Quick UDP Internet Connections)を提案、トラフィックが大きくなる。
  • Web屋からトランスポート層への要求が高くなってきている。
  • SiriはマルチパスTCPを利用している。
  • Webでやりたいこと・できることが広がっている。Siri(マルチパスTCP)やGoogleマップなど、1アプリ(ユーザー?)で複数セッションをはる。
  • アプリ制作者は、どのようなポリシーでアプリにセッションを張るか考えているのか?
  • ネットワークに大きな影響を起こすアプリが今後増えてくるかもしれない。
  • Webは表示速度を一番に気にするが何故?表示速度によって売り上げが左右されるといった論文もある。1分1秒でも素早くサクサク表示されることは重要。
  • (まとめ)アプリ屋が必要な2つの課題、1.低レイヤーの知識、2.アプリの消費電力。
  • (まとめ)レイヤー0~7まで分かるフルスタックエンジニアが必要。

締めに、「フルスタックエンジニア」は古風でお堅い感じがするからとのことで、
新しい名称を瀧田氏が提案してました。

フルスタックエンジニア⇒バーガーエンジニア

だ、そうです。。。