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2014年7月6日日曜日

国立天文台にあるルビジウムとセシウムの「原子時計」

国立天文台の天文機器資料館に原子時計があります。

ルビジウム原子時計


原子や分子は、それぞれに決まっている周波数の電磁波を吸収あるいは放射する性質があり、ルビジウム(Rb)原子時計はガスセルに閉じ込めたルビジウム原子を使い、遷移周波数6,834,682,612Hzを計測して、高精度に時間と周波数を求めるもの。セシウム原子時計より制度が劣るが、安価なので利用されていた。

セシウム原子時計


セシウム原子時計は、セシウム原子の吸収・放出する電磁波の周波数を利用した電子時計。1967年から国際的な1秒の定義は「セシウム133原子の基底状態の2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9,192,631,770Hzの継続時間とする」とされており、差は1億年に1秒(10の-15乗)程度とされている。

コンパクトなら自宅にも欲しいなぁと一瞬思いましたが、電波時計の方が正確かもしれませんね。

三鷹にある国立天文台(NAOJ)を散策してきました

三鷹市の「星と森と絵本の家」に行ってきましたが、展示替えのため生憎の臨時休館。。。

星と森と絵本の家



そこで、隣接の国立天文台(NAOJ)を散策、緑が多く静かな構内は、散歩にもってこいの環境です。

国立天文台・三鷹キャンパスMAP



構内の一番奥にある天文機器資料館に行ってきました。

天文機器資料館



天文機器資料館は、元々は自動光電子午環の建物(天体の精密位置観測に使っていた観測施設)で、天体の位置を精密に観測できるよう、特殊な工夫が施された望遠鏡(子午環)を設置していたみたいです。

館内には自動光電子午環など、私の理解を超越した機器が展示されていました。

ソニーの縦型ブラウン管モニタが!!思わず撮ってしまいました。

縦型ブラウン管モニタ



一日ゆっくり散策できる場所で、歴史的建物を写生している人達もいます。

  • 見学可能日時は、年末年始期間を除く毎日午前10時から午後5時(入場は午後4時30分まで)。
  • 申し込みは、少人数であれば不要で自由見学。
  • 入場料は無料で、無料の駐輪場、有料駐車場あり。

オススメです。