今年の5月12日(木)にリニューアルされた大温室ですが、まだ行っていなかったので、、、さっそく入ってみることに。
リニューアル自体は、約30年の歴史を経て老朽化した建物・設備の修繕と補強やバリアフリー化に加え、植物の育成環境・展示空間の改善などを行ったようです。
その大温室で目を引いたのが、「ショクダイオオコンニャク」
ショクダイオオコンニャク
数年に一度、世界最大の花を咲かせるため、その開花の様子がニュースなどでも報じられますが、神代植物公園の「ショクダイオオコンニャク」は、2011年と2015年に開花事例があります。
その開花後にスクスクと成長した「ショクダイオオコンニャク」がコレ↓
成長したショクダイオオコンニャク
植物というよりも樹木のような感じですね。
学名:Amorphophallus titanum
インドネシアのスマトラ島だけに生育するサトイモ科の希少植物(絶滅危惧種)。
高さ3メートル、直径1メートル以上にもなる大きな花序を咲かせ、腐った肉のような強烈な悪臭を放つことで有名。
地下の大きな球茎(芋)から1枚の大きな葉を出して、栄養を蓄えることを数年(不定期)繰り返し、球茎が十分に大きくなると花芽をつけ、花を咲かせる。
リニューアルされた大温室
ちなみに、リニューアルした大温室の中央にはラン類、ベゴニア類の展示室を増築し、世界自然遺産の小笠原諸島の植物や、サボテン・多肉植物など乾燥地の植物の展示コーナーを新設したほか、食中植物やチリ植物のほか熱帯植物などの展示の充実を図り、合計1,300種・品種の植物を有する面積2,656平方メートルの大温室として生まれ変わったとのことです。