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2016年5月6日金曜日

NAB2016 HDR(High Dynamic Range)関連

昨年から引き続き、今年もHDR対応の機器が充実していました。

特に、HLG(Hybrid Log-Gamma)方式対応の機器が増えており、放送(ライブ)ではHLG方式といった形が定着しそうです。

今回のNAB2016で注目を集めたのが、SDRとHDRを比較するリファレンスモニターでした。

CanonSONYが、それぞれを比較できるリファレンスモニターを展示していましたが、SONYの1画面で4Screen表示して比較できる有機ELのリファレンスモニターには、多くの来場者が詰めかけて注目を集めていました。

Canon(DP-V2410/3010)



SONY(55吋有機ELピクモニ)


↑EOTF、色域、SDR/HDR、フレームレートを、Screen毎に個別設定することが可能

また、ATOMOSではHDR対応で、2K画素数、4K入力可能、コンパクトなモニターを展示していました。こちらも評判が良く、現場での活躍が期待される機器となりそうです。

ATOMOS(NINJA FLAME)



ちなみに、SONYの55吋有機ELピクモニの販売価格は、現時点では未定とのことです。

2015年10月1日木曜日

CEATEC2015 パナソニック

CEATEC2015で、パナソニックブースの概要がニュースリリースされています。



展示コンセプトは、「くらしにもっと憧れを」とのことで、住空間の価値を高める「場」の創造と、憧れを生み出す「プレミアム家電」を中心に展示するようです。

Better Living Tomorrow

インテリアと家電が融合した住空間で生まれる、2018~2020年を想定した暮らしを、キッチン、ダイニング、リビング、寝室の4つの住空間で提案し、家庭で簡単に栄養バランスの良い本格的な調理方法を教えてくれる先進調理家電や、インテリアとして住空間に溶け込んだ映像・音響装置で、家族が思い思いにくつろげる空間を演出するシーンを紹介

Jコンセプト


世界最軽量掃除機(本体2.0kg)

ニッポンの心づかいと美意識をかたちに」をコンセプトに、パナソニックならではの日本の知恵と技術を結集した商品群(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、炊飯器、レンジ)を紹介

4K


TH-60CX800N

「見る」「残す」「撮る」ができるパナソニックだからこそできる、先進の4K商品群を紹介
※HDRの映像ソースを忠実に映し出す「HDR対応高輝度次世代テレビ」も参考出展

テクニクス




SC-C500

オールインワン・プレミアム・オーディオシステムC500と、100kHz再生対応の2ウェイドライバー構成で、緻密な音を最大限引き出せるステレオヘッドホンT700の2つの新製品を展示
※新開発「ダイレクトドライブモーター」を搭載した、アナログターンテーブルの開発試作機も参考出展

HDR対応高輝度次世代テレビは、自宅のテレビと比べ、どのくらい綺麗なのか?気になりますね。


《追記(2015年10月12日)》

さすがのパナソニック、今回のCEATECでは、一番大きく展示していたのではないでしょうか。



HDR対応高輝度次世代テレビ(4K)



確かに綺麗でしたが、ノーマルとの違いが分かると良かったです。

また、米国メディアパネル・イノベーションアワードで、Digital Imaging 分野のファイナリストに受賞されていました。

Ultra HD Blu-ray対応 ブルーレイディスクレコーダー(DMR-UBZ1)



世界で初めて次世代ブルーレイディスク規格「Ultra HDブルーレイ」に対応したブルーレイレコーダーで、従来のブルーレイと違いが分かって綺麗でした。

こんな映像美で映画を楽しんでみたいですね。

ちなみに、CEATEC AWARD 2015 経済産業大臣賞を受賞されていました。