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2024年9月1日日曜日

台風10号の大雨により井の頭公園の池が増水して流木にスッポンが一休み

台風10号の大雨により井の頭公園の池が増水して流木にスッポンが一休み

台風10号の大雨により、住んで初めて自宅近くが土砂災害の危険地域に、、、

井の頭公園の池も、大量の流水で水嵩が増してました。

流木の上にスッポン

流木の上にスッポン

増水のためか?池に流木があり、その流木にスッポンが!

流木の上でスッポンが一休み

流木の上でスッポンが一休み

束の間の一休みなんでしょうかね。

ちなみに、大雨によって池の透明度が、少し上がっていました。

2024年6月9日日曜日

井の頭池を変えた主な出来事とは!

井の頭池を変えた主な出来事とは!

1.湧き水が涸れた

湧き水が涸れた
 池に流れ込む川はありません。湧き水が池をつくっていました。かつては、池の水量6.1万トンに対して、1日に3万トンもの湧き水が出ていたそうです。昭和30年代に入ると湧き水が減り始め、昭和38年5月には池が干上がってしまいました。その後も何度か池は干上がり、池の動植物は大きな影響を受けました。
 湧き水は、雨水が地面からしみ込んで地下水となり、それが地上に出てきたものです。そこらじゅうの地面がコンクリートで被われてしまったことや、地下ずいの使い過ぎが、湧き水が涸れた主な原因として考えられています。
 昭和45年までに5本、さらに平成5年から8年にかけて3本の井戸を堀り、合計8本もの井戸から汲み上げた水が池へ流されています。しかし、その水量は1日に0.4万トンくらいで、かつての湧き水の量(3万トン)の1/7にもなりません。

2.沢山の鯉やソウギョが放たれた

沢山の鯉やソウギョが放たれた
 昔の井の頭池にはほとんどすんでいなかった鯉や中国産のソウギョが沢山放たれました。今は、ソウギョはほとんどいませんが、巨大な鯉が沢山います。(巨大な鯉も、2回の「かいぼり」により、ここ最近は姿を見ないです。)
 鯉やソウギョは水生植物を食べてしまいます。また、鯉は小型の動物(魚や昆虫、貝など)も食べてしまいます。沢山の大きな鯉がいると、植物にも動物にも大きな影響を与えているハズです。

3.水生植物がなくなった

水生植物がなくなった
 水草などの水生植物は水を綺麗にする働きがあります。また、水生植物が茂ったところは魚や様々な生き物が小さい時に育つ場所としても大切です。しかし、今の井の頭池には水生植物がほとんどありません。岸近くの浅瀬がほとんどなくなってしまったこと、水質や透明度が悪いこと、岸近くは大きな木の陰になって太陽が当たらないことなどが考えられますが、沢山いる鯉や鴨、アメリカザリガニが水生植物を食べてしまうことも、大きな影響があると考えていいでしょう。

4.盛んな「えさやり」

盛んな「えさやり」
 公園利用者が、鯉や鴨にえさを与えています。毎日、えさが投げ込まれていない時がないほど、一日中盛んに行われています。一人一人の与える量がわずかでも、合計すれば、ものすごい量になります。湧き水が沢山あったころには影響は小さかったかもしれませんが、現状では、池の水を汚している最も大きな原因となっていると思われます。特に、冬になって、渡り鳥の鴨たちがやってくると、えさの量は膨れ上がります。

5.増えた鴨

増えた鴨
 カルガモのように1年中井の頭池で暮らしている鴨もいますが、多くの鴨は冬に越冬のために北から渡ってきます。50年くらい前と比べると、ここ数年はおよそ2倍の数、およそ千羽もの鴨がやってきます。「えさやり」がより多くの鴨を呼び込んでいるのかもしれません。糞も増えて池の水をさらに汚しています。水生植物や小動物(魚やエビ、昆虫など)を食べてしまう鴨もいます。

6.外来生物が占拠

外来生物が占拠
 ブラックバス、ブルーギル、錦鯉、ミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニといった外来生物が池に放たれてしまい、今では、もともとすんでいた生き物はいなくなったり、少なくなったりして、この池はほとんど外来生物に占拠されてしまいました。(こちらも、2回の「かいぼり」によって、外来生物はだいぶ駆除されました。)

7.鯉が減った

鯉が減った
 平成18年の6~7月にかけて、井の頭池に大きな出来事がありました。
 鯉だけがかかり、死亡率が高いことで知られた伝染病のコイヘルペスが流行したのです。病気が流行する前にどれくらいの鯉がいて、何尾残っているのかは分かりません。分かっているのは、わずか1ヶ月の間に1,000尾近くの鯉の死体が池から回収され、井の頭池の鯉がだいぶ少なくなったことです。昔の井の頭池には、もともと鯉はいなかったか、いてもごくわずかだったとのことですから、鯉の数が減り、井の頭池は元の状態にちょっと近づいたと考えられます。何でも食べてしまい、井の頭池の中ではとても大きな存在だった鯉が減って、今後、どのような影響が出てくるのか見守りたいと思います。

2021年7月17日土曜日

水中の水草が見えるほどに井の頭公園の池の透明度がアップ!

井の頭公園の池の透明度が上がって、水中の水草もハッキリ見えます。

橋の上から水草や魚が見えるのは良いですね。

井の頭公園の池の水が綺麗に!

井の頭公園の池の水が綺麗に!


流れ込む水量が少なくなったりすると、透明度も下がるとのこと。

いつもまでも透明度を保って、更に綺麗になると良いですね。

ちなみに、今日は梅雨明け初の休日、夏の暑い日差しの中、綺麗な水を見ると入水して涼みたくなります!

2019年11月9日土曜日

井の頭公園池のカワウ(河鵜)

井の頭公園のボート乗り場近くの杭に、カワウ(河鵜)がよくひと休みしています。

そんなカワウが、今日は、、、

井の頭公園池のカワウ(河鵜)その1



1、2、3、4、5、6、7、の7羽!ラッキーセブン!!

等間隔に並んでの7羽です。

井の頭公園池のカワウ(河鵜)その2



なんか今日は良いことありそうだなと感じるのは、自分だけでしょうか。。。

ちなみに、カワウは、1970年代には絶滅が心配されるほど、個体数が減少していました。

1971年には、関東では最大だった千葉県大巌寺のコロニーが消失し、上野動物園の飼育個体に由来するコロニーのみとなってしまったとのこと。

しかしながら、1980年代より個体数が急激に増加してきており、多摩川上流部等では2000年ごろから、アユの食害が大きな問題になっているようです。

2018年5月6日日曜日

井の頭公園の池の透明度がアップ

今年のGWも最終日となりましたが、春うららな井の頭公園の池の透明度がアップしてます。

透明度がアップした池の水



水が綺麗だと、やっぱり嬉しいですね。

綺麗になり透明度がアップしたのは、これまでの3回のかいぼりの成果と、水草やヨシが徐々に繁茂しているからでしょうか?

池のヨシ



ちなみに、井の頭公園のかいぼりは、平成30年度以降数年に一度のペースでの実施となるそうで、次回はまだ未定のようです。


《追記(2018年5月13日)》

先日、改めて水の透明度に感心しつつ、七井橋から池を眺めていたら、水中に動く物体を発見!!

何かなと注視していると、、、スッポンでした。しかも、小魚を狙っているようにでした。

水が綺麗なると、このような楽しい発見もできるのですね。

井の頭池のスッポン



ちなみに、スッポンは在来種で、お目にかかったスッポンは、↑の写真のスッポンかもしれませんね。

2015年7月20日月曜日

府中市郷土の森博物館の「水遊びの池」で遊んできました

6月にあじさいを見に行った府中市郷土の森博物館の「水遊びの池」に、水遊びしに行ってきました。

郷土の森「水遊びの池」



少し早めに家を出ましたが、午前10時前には駐車待ちの車で行列、休日だったこともあるかもしれませんが、開門と同時の午前9時前ぐらいに来ると、良いかもしれませんね。

「水遊びの池」には、既に子連れファミリーが大勢、、、日陰がある場所は場所取りシートとテントでひしめき合っていたため、隣の芝生広場の木陰にテントを設営しました。


乱立するテント



午前11時頃には、芝生広場の木陰もシートでテントで一杯になってしまいます。

さて、肝心の水遊び池ですが、結構広く、深いところは大人の膝ぐらいの深さ。

郷土の森「水遊びの池」の様子



水底が多少ゴツゴツした場所もあるため、ビーチサンダルや水の中でも履ける靴を持参しておくと便利です。

利用上の注意は以下となっています。

  • ビーチボール・浮き輪は使用不可
  • 泳いだり顔をつけたりしない
  • 池の中で走ったり、跳んだりするとあぶないので走らない
  • 噴水の石組みや岩に登るとあぶないので登らない
  • 係員の注意に従う

小学生を含め、たくさんのこども達で賑わっていますが、大人も水浴び程度なら楽しめると思います。

ちなみに、係員が1人?いますが、何かあることを考えれば、親はこどもの近くで一緒に遊んでいた方が良いです。

当日は、昼過ぎぐらいに帰りましたが、水浴びを十分堪能した一日でした。

2014年2月9日日曜日

今後は凍結しない限り見れない井の頭池が一面「雪化粧」

昨日(2014年2月8日)の大雪で、井の頭公園の井の頭池が一面「雪化粧」してました。

井の頭池が一面「雪化粧」



ちょうど「かいぼり」実施期間中だったため、池底の地表に、昨日の雪が積り残りました。

スワンボートもこごえてる?



池に水が貯まっていれば、水面が凍結しない限り積もることもないため、多分、今後この光景は見ることができないかも?

2014年1月24日金曜日

井の頭公園の「かいぼり(掻い掘り)」

ここ最近、井の頭界隈で賑わしている「かいぼり(掻い掘り)」ですが、どんな様子か見に行ってきました。

七井橋



ちなみに、「かいぼり(掻い掘り)」とは、「魚などをとるために、池・堀などの水をすっかりくみ出すこと」ですが、今回の井の頭池は、池底の天日干し・水質浄化と外来魚の駆除を目的にしています。

スワンボート



いつも見る井の頭池の風景は、水があたり一面張っているわけですが、水がないのはやっぱり不思議ですね。

池の中央に架かる七井橋の周辺には、投げ捨てられたであろうショッピングカートや自転車などが、池底に埋もれてました。

池底に埋もれた自転車



なお、今週の25、26日に、市民ボランティアのかいぼり隊が池に入り、池の魚を捕獲して、外来魚は駆除し、在来魚を保護するそうです。


《追記(2014年1月25日)》

多くのテレビ局がかいぼりを取り上げており、かなり注目されてました。

テレビ取材の様子



魚の捕獲の様子



捕獲測定所


↑外来魚と在来魚を仕分ける場所

外来魚の展示


↑ブラックバスやブルーギルなど